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ビジネスコンテストに参加して賞を受賞すると、融資を受けられる可能性は確実に上がります。それは間違いない。
ビジネスコンテストを上手に活用する理由について、またその他、ビジネスコンテストに参加する大きなメリットについてお伝えします。
近年は社会全体として起業を推進していることもあってか、いろいろなところでビジネスコンテストが開催され、大手企業が主催するだけでなく、公的機関などが主催するビジネスコンテストも増えているようです。
Contents
- 融資を受けるだけではない!ビジネスコンテストに参加するメリット
- ビジネスコンテストの紹介
- ビジネスコンテスト1.JAPAN venture Awards
- ビジネスコンテスト2.革新ビジネスアワード
- ビジネスコンテスト3.TOKYO STARTUP GATEWAY.
- ビジネスコンテスト4.全国創業スクール選手権
- ビジネスコンテスト5.cvg
- ビジネスコンテスト6.女性新ビジネスプランコンペティション
- ビジネスコンテスト7.ウーマンビジネスグランプリ
- ビジネスコンテスト8.Niceなビジネスプランコンテスト
- ビジネスコンテスト9.横浜ビジネスグランプリ
- ビジネスコンテスト10.かわさき起業家オーディション
- ビジネスコンテスト11.早稲田大学ビジネスプランコンテスト
- ビジネスコンテスト12.CHIBAビジコン
- ビジネスコンテスト13.ベンチャーカップCHIBA
- ビジネスコンテスト14.MINERVAビジネスプラン発表会
- ビジネスコンテスト15.みたかビジネスプランコンテスト
- ビジネスコンテスト16.湘南ビジネスコンテスト
- ビジネスコンテスト17.大田区ビジネスプランコンテスト
- ビジネスコンテスト18.荒川区ビジネスプランコンテスト
- ビジネスコンテストの活用方法
融資を受けるだけではない!ビジネスコンテストに参加するメリット
冒頭で、ビジネスコンテストに参加するメリットは融資を受ける可能性が高くなるとお伝えしましたが、ビジネスコンテスに参加するメリットは融資を受けることだけではありません。
まずここではコンテストに参加するメリットについて簡単に紹介します。
融資を受けられる可能性は上昇する
ビジネスコンテストに参加して賞を受賞すると、なぜ融資を受けられる可能性が上昇するかと言えば、公的機関が実施するコンテストでは協賛企業として日本政策金融公庫などはもちろん、地銀や信金などの金融機関がたくさん名を連ねていることがほとんどです。
そしてビジネスコンテストの最終選考会には、金融機関関係者がたくさん観覧に来ており、最終選考会後の懇親会では名刺交換をする場が設けられ、名刺交換の際にはその場で融資の話になることもあります。
またビジネスコンテストの賞としても、「金融機関から融資を受けられる権利」が用意されていることがあります。
こうした事情もあって、ビジネスコンテストに参加すると金融機関の目に留まり、融資を受けられる可能性は高くなります。
VCから出資を受ける可能性も上昇
ビジネスコンテストの最終選考会には、金融機関関係者だけではなく、VCの方々もたくさん(投資先を探すために)観覧しています。
特に、規模の大きなビジネスコンテストになると、相当な数のVC関係者が来場しているように感じます。
ビジネスコンテストに参加して、VCの目に留まれば、融資だけではなく、出資を受けられる可能性も上昇します。
会社認知度の向上
既に起業している方であればご存知だと思いますが、会社やサービスの認知度を上げるのは非常に難しいこと。
しかしビジネスコンテストに参加して、最終選考会まで残ったり、賞を受賞すると、コンテストを主催した公的機関や大手企業の情報発信力の波に乗って効率的に会社やサービスの認知度を上げることができます。これはとても大きなメリットだと思います。
例えば、インターネット広告を使ってサービスの認知度を上げようとすると、非常に大きなコストになります。
しかし公的機関などが実施するビジネスコンテストへの参加費は、ほぼ無料に近い。これほどコストパフォーマンスの良い会社認知度の上げ方はないのではないでしょうか。
※ ビジネスコンテストへの参加は、会社認知度の上昇だけではなく、広告効果もあります。
営業する上での信頼性獲得
公的機関が主催するビジネスコンテストで賞を受賞すると、「○○賞を受賞しました」と公にアピールできることになります。
こうしたアピールができるのならば、対外的な信用を得られやすくなり、営業する上では有利になるでしょう。
以上、ここまでビジネスコンテストに参加するメリットについてお伝えしました。会社によっては、ビジネスコンテストに賞金狙いで参加される方もいらっしゃると思いますが、ビジネスコンテストで用意されている賞金はそれほどの大金でもなく、賞金よりも上で説明したメリットを享受した方が会社にとっては恩恵が大きいはずです。
またビジネスコンテストに参加して会社やサービスの認知度、広告効果を得れば、賞金以上の売上や利益はたちまち獲得できるのではないでしょうか。
ビジネスコンテストの紹介
ビジネスコンテストに参加するメリットは理解して頂けたと思いますが、そのメリットを享受するために各地で開催されているビジネスコンテストを紹介します。
ビジネスコンテスト1.JAPAN venture Awards
独立行政法人中小企業整備基盤機構が主催しているビジネスコンテストで、コンテストの規模も大きく最終まで勝ち残っている企業のレベルも高い。国内で最大規模のビジネスコンテストでしょう。
一般の方は授賞式とその後の名刺交換会に参加可能です。受賞式では、最終まで勝ち残った会社の経営者からスピーチがあり、また授賞式に観覧・参加している方も、金融機関はもちろん、VC、支援機関など大勢の方々が参加しています。
このJAPAN venture Awardsの特徴は、ベンチャーキャピタルにも「ベンチャーキャピタル奨励賞」を用意している点にあります。
・主催者 | 独立行政法人 中小企業整備基盤機構 |
・募集対象 | 創業後概ね15年以内 |
・開催地 | 東京 |
・開催スケジュール | 毎年8月頃から募集開始 |
・特典 | トロフィーが授与される |
http://j-venture.smrj.go.jp/index.html
ビジネスコンテスト2.革新ビジネスアワード
革新ビジネスアワードは、イノベーションズアイとフジサンケイビジネスアイが主催しており、全国のイノベーションズアイ登録会員が、約1ヶ月にわたるWeb投票期間に投票を行い、 勝ち上がった企業、新聞社からの推薦企業がファイナルプレゼン大会に出場することになります。
もちろんファイナルの後は、200名ほどの人が参加する交流会もあります。
・主催者 | フジサンケイアイなど |
・募集対象 | 特になし |
・開催地 | 東京 |
・開催スケジュール | 毎年8月頃から募集開始 |
・特典 | トロフィーが授与される |
https://www.innovations-i.com/award/
ビジネスコンテスト3.TOKYO STARTUP GATEWAY.
TOKYO STARTUP GATEWAY(TSG)は、東京都が主催するスタートアップコンテストで、ファイナリストは、資金の提供など様々な支援を受けることができます。
最優秀者には100万円(1組)、優秀者には50万円(2組)も用意されています。
・主催者 | 東京都 |
・募集対象 | 15歳から39歳までの起業を目指すアイデア・プラン段階の個人 |
・開催地 | 東京 |
・開催スケジュール | 毎年5月頃から募集開始 |
・特典 | 最優秀賞は100万円 |
https://tokyo-startup.jp/about
ビジネスコンテスト4.全国創業スクール選手権
創業者を支援するためのビジネスコンテスト。経済産業省の主催です。賞としては、経済産業大臣賞や中小企業庁長官賞が用意されています。
この賞を受賞すれば、信用という点ではかなり有利になるでしょう。
・主催者 | 経済産業省 |
・募集対象 | 特になし |
・開催地 | 東京 |
・開催スケジュール | 毎年2月頃にファイナルプレゼン |
・特典 | 経済産業大臣賞、中小企業庁長官賞 |
http://www.sougyouschool.jp/
ビジネスコンテスト5.cvg
cvgは、学生ビジネスプランコンテストで、全国8地区で開催され、勝ち上がった学生は経済産業大臣賞や、文部科学大臣賞の受賞を目指すことになります。
学生にとっては、腕試し、またはビジネスアイディアをブラッシュアップする機会になります。
・主催者 | 日刊工業新聞社 |
・募集対象 | 学生 |
・開催地 | 東京 |
・開催スケジュール | 毎年3月頃に全国大会 |
・特典 | 経済産業大臣賞、文部科学大臣賞 |
https://cvg.nikkan.co.jp/index/application/
ビジネスコンテスト6.女性新ビジネスプランコンペティション
女性経営者を対象にしたビジネスコンテストで、事業性が高く(事業として大きな成長が期待できること)、革新性が高い(技術・サービス・ビジネスモデル等において新規性あるいは高い付加価値が期待できること)ビジネスプランが表彰されます。
大賞受賞者は最大1,000万円、優秀賞受賞者は最大500万円、ソーシャルデザイン賞受賞者は最大500万円、事業奨励賞受賞者は最大100万円と賞金もかなり高めです。
・主催者 | 日本政策投資銀行 |
・募集対象 | 女性経営者 |
・開催地 | 東京 |
・開催スケジュール | 8月中旬より募集開始 |
・特典 | 最高賞金1000万円 |
ビジネスコンテスト7.ウーマンビジネスグランプリ
女性だけが参加できるビジネスコンテスト。比較的アットホームな雰囲気のなかで開催されています。
観覧者は、金融機関関係者はもちろんですが、ファイナリストのお子さんやご家族なども応援に駆けつけています。
グランプリの副賞は30万円、その他の賞の副賞は10万円(2018年実績)。
・主催者 | ウーマンズビジネスグランプリ品川 実行委員会 |
・募集対象 | 1.概ね1年以内に起業予定の20歳以上の女性 2.起業後、概ね5年以内の20歳以上の女性 |
・開催地 | 東京 |
・開催スケジュール | 毎年12月頃に募集開始 |
・特典 | グランプリの副賞30万円 |
https://www.musashikoyama-sc.jp/wbg2017/entry/
ビジネスコンテスト8.Niceなビジネスプランコンテスト
Niceなビジネスプランコンテストは、日本政策金融公庫が共催となっています。応募資格は特になく、広くビジネスプランを募っています。
副賞は10万円。
・共催 | 日本政策金融公庫 |
・募集対象 | 特になし |
・開催地 | 東京 |
・開催スケジュール | 毎年9月頃に募集開始 |
・特典 | 副賞10万円 |
ビジネスコンテスト9.横浜ビジネスグランプリ
横浜で開催されるビジネスグランプリで、このビジネスコンテストの特徴は、一般部門と学生部門があることです。
最優秀賞の副賞は100万円、優秀賞は50万円、女性起業家賞も50万円です。
もちろんファイナルの後は交流会もありますので、金融機関や協賛企業の方々と繋がる機会があります。
・主催 | 公益財団法人 横浜企業経営支援財団 |
・募集対象 | 学生、社会人 |
・開催地 | 横浜 |
・開催スケジュール | 毎年8月頃に募集開始 |
・特典 | 最優秀賞の副賞100万円 |
ビジネスコンテスト10.かわさき起業家オーディション
既に100回以上開催されているビジネスコンテストで、フィルカンパニーや、P版.comなど、上場企業も輩出しています。
上場を目指す企業の登竜門と言えるでしょう。最終選考会後には、一般来場者や協賛企業も参加する交流会があり、金融機関などと繋がる機会もあります。
・主催 | 公益財団法人 川崎市産業振興財団 |
・募集対象 | 特になし |
・開催地 | 川崎 |
・開催スケジュール | 年6回開催で随時募集中 |
・特典 | 川崎市長賞など |
http://www.kawasaki-net.ne.jp/bizidea/
ビジネスコンテスト11.早稲田大学ビジネスプランコンテスト
早稲田大学が主催するビジネスプランコンテスト。1次審査を突破した参加者が最終のプレゼン大会に臨むことになります。
・主催 | 早稲田大学 |
・募集対象 | 大学生 |
・開催地 | 早稲田 |
・開催スケジュール | 毎年12月が最終のプレゼン大会 |
・特典 | 特になし |
http://www.waseda.jp/rps/incubation/event/index.html
ビジネスコンテスト12.CHIBAビジコン
千葉県内の課題に対応した新たな発想・新たな手法による千葉発の起業を積極的に応援するためビジネスプランコンテスト。千葉県内での起業を前提とした内容で、千葉県の課題解決につながるビジネスアイデア・ビジネスプランを広く募集しています。
千葉県知事賞を受賞すれば、県内でビジネスをするうえでは有利になるでしょう。
・主催 | 千葉県 |
・募集対象 | 千葉県の課題を解決するアイディアを持っている方 |
・開催地 | 千葉 |
・開催スケジュール | 毎年8月頃に募集開始 |
・特典 | 千葉県知事賞など |
http://i-hivechiba.com/
ビジネスコンテスト13.ベンチャーカップCHIBA
千葉市産業振興財団が主催するビジネスコンテストで、千葉市発の将来性のあるビジネスの創出を目的にして開催されています。
一般部門のほか、学生部門が設けられていて、賞を受賞すると千葉市融資制度(融資額5000万が上限)も活用できるようです。
・主催 | 千葉市産業振興財団 |
・募集対象 | 千葉市内に事務所を置く意思のある方など |
・開催地 | 千葉市 |
・開催スケジュール | 毎年5月頃に募集開始 |
・特典 | グランプリ50万円 |
ビジネスコンテスト14.MINERVAビジネスプラン発表会
MINERVAビジネスプラン発表会は、ほぼ毎月開催されているビジネスプランの発表会です。
発表会であって、コンテストではないので、賞はありません。ビジネスコンテストに参加するためのウォーミングアップとして活用することも選択肢の1つだと思います。
ビジコンではなく、発表会ですが、金融機関関係者や監査法人の方々などが来場しています。
発表企業も、それなりにしっかりした会社が多い印象を受けます。もちろん発表会の後は名刺交換会もあります。
・主催 | NPO法人ベンチャー支援機構MINERVA |
・募集対象 | 特になし |
・開催地 | 横浜 |
・開催スケジュール | ほぼ毎月開催 |
・特典 | なし |
http://www.npo-minerva.org/
ビジネスコンテスト15.みたかビジネスプランコンテスト
東京の三鷹市で開催されているビジネスコンテスト。アットホームな雰囲気のなかで、高校生から社会人まで幅広い世代の方が最終審査に残っています(2017年)。
地元に密着したビジネスコンテストのような印象を受けますが、参加者は三鷹以外からも参加しています。
最優秀賞は30万円、優秀賞10万円、地域貢献賞10万円の賞金があるのもの創業間もない会社には嬉しい。
・主催 | 株式会社まちづくり三鷹 |
・募集対象 | 特になし |
・開催地 | 三鷹 |
・開催スケジュール | 毎年6月頃から募集開始 |
・特典 | 最優秀賞賞金30万円 |
https://mitakabizcon.mall.mitaka.ne.jp/
ビジネスコンテスト16.湘南ビジネスコンテスト
湘南、茅ケ崎、寒川に拠点を置く予定の個人や学生、創業間もない企業、新事業展開(新分野進出)を予定する法人、新事業展開(新分野進出)の間もない法人を対象にしたコンテストで、地域密着型のコンテストです。
全国規模ではありませんが、賞を受賞して認知度を上げれば、湘南周辺でビジネスをする際には有利なれど、不利にはならないでしょう。
しかも大賞に輝けば、賞金50万円のチャンスもあります。
・主催 | 公益財団法人 湘南産業振興財団 |
・募集対象 | 湘南、茅ケ崎、寒川に拠点を置く学生・社会人 |
・開催地 | 湘南 |
・開催スケジュール | 毎年6月頃から募集開始 |
・特典 | ビジネス大賞賞金50万円 |
http://www.s-cns.com/
ビジネスコンテスト17.大田区ビジネスプランコンテスト
大田区産業振興協会が主催しているビジネスプランコンテスト。大田区に拠点を置く会社のみならず、広く区外からもビジネスプランを募集しています。
賞金もあり、賞金総額は110万円。
・主催 | 公益財団法人 大田区産業振興協会 |
・募集対象 | 特になし |
・開催地 | 大田区 |
・開催スケジュール | 毎年9月頃から募集開始 |
・特典 | 賞金総額110万円 |
https://www.pio-ota.jp/
ビジネスコンテスト18.荒川区ビジネスプランコンテスト
荒川区が主催しているビジネスプランコンテストで、ビジネスプランには荒川区の地域資源(モノづくり産業、伝統工芸等)の活用や地域課題の解決が期待でき、広く波及効果の見込めるものであることなどが求められています。
もちろん賞金もあり、最優秀賞は50万円、優秀賞は20万円を受け取ることができます。
・主催 | 大田区 |
・募集対象 | 創業予定者又は創業後概ね5年以内の事業者など |
・開催地 | 荒川区 |
・開催スケジュール | 毎年10月頃から募集開始 |
・特典 | 最優秀賞50万円、優秀賞20万円 |
https://www.arakawa-bpc.com/
ビジネスコンテストの活用方法
ビジネスコンテストには、融資や出資などの資金調達目的で参加する会社は実際に多いようです。
特に創業間もない企業は資金調達の必要性が高いはず。ビジネスコンテストに参加すれば、金融機関との距離はグッと近くなり融資の可能性は上がります。
またVCも投資先を探して、ビジネスコンテスト(特に最終選考会など)を観覧していますので投資を受ける機会は上昇するでしょう。
またブランディング戦略や、会社・サービス認知度向上、広告の一環としてビジネスコンテストを活用するのも、会社にとっては(ネット広告などと比較すると)コスパは良くなるように感じます。
特に資金が足りずに大きな広告を出稿できないスタートアップにとってビジネスコンテストは利用価値があると思います。
※ ビジネスコンテストに参加するためには、応募書類を作成する必要がありますが、一度作成すれば、あとは多少応募書類をカスタマイズするだけで他のビジネスコンテストの応募書類も作成できます。ビジネスコンテストへの参加はそれほど手間はかからないはず。
ビジネスコンテストの応募書類を作成する手間よりも、実際に参加して資金調達や認知度向上などのメリットを得た方が会社にとってはメリットがあると思います。
時間の制約があり、多くのビジネスコンテストに参加できない場合には、まずは規模の大きなビジネスコンテストや、既に上場企業をを輩出しているコンテスト、参加条件として地域の企業に限定していないビジネスコンテストに応募した方が良いのではないでしょうか。